那古野神社
那古野神社の前身である天王社(または亀尾天王社)が創建されたのは、延喜十一年(911)醍醐天皇の勅命によるものと伝わっている。天文元年(1532)兵火にあい、烏有に帰したが同年八年(1539)織田信秀により再興された。文禄四年(1595)豊臣秀吉は、社領348石を寄進している。元和六年(1620)徳川義直改めて348石を寄進、黒印地とし、万治二年(1659)には、徳川光友が祭事領として、50石を加増するなど、英傑の尊崇の厚かった社である。明治の初め須佐之男神社と改め、更に明治三十二年(1899)那古野神社と改号した。昭和二十年戦火により、神殿等が焼失したが、昭和二十九年再建された。
参考文献
愛知県文化財保存振興会『愛知の史跡と文化財』名古屋泰文堂
名古屋神社ガイド https://jinja.nagoya/top/nakaku/nagoya-jinja
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